恐ろしい〜沢3人が行く
当日は竜王峡の駅近くに5時30分集合で自宅を1時30分に出る。あっきーさんと待ち合わせである自宅近くの駅前で待ち2時位に出発する。途中車の中であっきーさんと 天気が良い様だし まずよ!晴爺等声をかけようか 等等話し向かった。5時位に集合場所に到着し少し時間が有るので虹見の滝と竪琴の滝の二つを見に行くことにした。思ったより撮影に時間がかかってしまい雪田爺さんを待たせることに慌てて戻ると途中電話が鳴った 申し訳ないで急いで戻りました。 雪田爺さん 申し訳有りませんでした <m(__)m> 挨拶もそこそこに雪田爺さんの車で女夫淵へ向かう。駐車場に着き空を見上げると素晴らしい青空が広がっている。まだ朝も早いから清々しい。とりあえず準備をし皆してリュックを背負うと口々に「重い」二日分に荷物プラスカメラ機材があるのだから重いわけだな。なんだかんだ言いながら出発!! しばらくは林道歩きでかったるい一度かなり登ったかと思ったら今度はかなりの下り。「せっかく登ったのに」とまたぼやく。滝談義等いろいろ話をしているとどんどん気温が上がり日向ではかなり暑い 晴爺のパワーもここまで来ると・・・・
でかなり歩いた頃カッタテの滝があるよと雪田爺さんが教えてくれた。滝に着くと早速撮影 日が当たりすぎて撮影には厳しかった あっきーさんと私は下まで降り 爺さん曰く「ミーハーではない」とのことで途中の木陰で撮影していた
カッタテの滝はコントラストが強すぎ 滝の後ろなど真っ黒だった で早々に撮影を終えて戻りとりあえず八丁の湯方面へ向かう。途中右の崖の斜面から水が滴り落ちている。その場所に着くと早速あっきーさんは撮影にかかる。私と雪田爺さんは撮る気無く爺さんはというと蝶など追い掛け回し 私はというとなぜか青空と緑が綺麗だったのその撮影をしていた
私が思うような写真は撮れなかった でも雲ひとつ無い
青空とても梅雨の時期とは思えないようなお天気だな 
改めて思った。そんなことを考えつつぼんやりファインダー
を覗いていたら二人が出発を始めようとしていた。慌てて
カメラをしまい出発する。途中八丁の湯で休憩していると
犬が寄ってきた 休憩でお腹が減ってたのでパンを頬張っ
ているときだったのできっとパンにつられたのだろう。でかい
のに犬の名前は「チビ」というらしい。可愛かったな
そんなこんだでいろいろ話をしていると日光沢温泉に着いた。ここで宿泊の確認不必要な荷物を置く。それぞれ今度は荷物が軽くなって「おおかるい」と口にしているとあっきーさんが「そんなにかわらねーや」と言っていた 流石にカメラ二台になると重いのだろう。
さて一日目の目標であるヒナタオソロシ沢へ出発。途中祠があったので安全を祈願 でも10円で三人分のお祈りでした (笑)ヒナタオソロシ沢の出会いは宿から10分位で堰堤を越えると雪田爺さんが「直ぐそこだよ」と教えてくれた。見ると二つ流れ込みがある。どっち?と思ってたら手前がそうで 奥のは前回来た時には流れてなかったと更に教えてくれた。

ヒナタのF1は20m程の滝で2条になって落ちている。この滝を登るには左の滝の右岸から登り左の滝の落ち口で滝を横断し登っていく。この辺りは踏み跡がある。少し登っていくと次の滝が見える。そこは沢が二股になっており水量比3:1位か 私は本流の滝の撮影をする。あっきーさんと雪田爺さんは左の沢の滝の撮影をしていた。

この滝は中間の尾根を利用して私は越えたが あっきーさんはシャワーを浴びて登って行き雪田爺さんは尾根の途中からトラバースし滝の落ち口へ登った。私が尾根から降りていくとなにやら雪田爺さんがロープを出している ん?と思ったらあっきーさんの補助をしていたようだ。蝉になってたのか?本人曰く「水が冷たくって」とのことだった (笑)
次もまず左股の滝の撮影をまずすることになった。
この滝も水量こそ少ないが水の流れはとても
綺麗だった。滝の上の緑ともとてもよく似合う。適当に
撮影を済ませ次に本流の滝を目指すがまたまたあっきーさんが
この滝を登ろうと試みていた。私と雪田爺さんは私が降りてきた
尾根を登り本流の滝を目指す。あっきーさんはやっぱり諦めた
かのか同じように尾根に登って来た。ここで事件発生!!
私も雪田爺さんの後を追い尾根をトラバースし本流の滝の上に
出れたがあっきーさんは試みるも直ぐにそのまま尾根に
登っていってしまった。下であっきーさんを待っているとなにやらロープ
を出している??もう少し先からだと傾斜が緩そうなのでそこから
降りれそうだと指示をするとロープを引っ込めて姿が消えた。回って
降りてくるのだろうと雪田爺さんと待っていると降りてこないし姿も
消えてしまった。あれれどうしたのだと雪田爺さんが捜索に尾根を登っ
て行く。しばらくは姿を確認できたが直ぐに見えなくなった
あれれ 二人とも戻ってこないと心配し撮影するか迷っていたが二人とも戻ってこないどないしたのねん?何かあったのか?尾根に私も登っていくと上で雪田爺さんが待っていた あれ?と思っていると左股にいい滝が有りあっきーさんは撮影しているとのこと。ここで安心し私もそちらに向かった。
滝が見えてくるとこの滝が素晴らしいこと こんなのが見えてしまうと流石にあっきーさんも黙っていられなかったのだろう?
ある意味あっきーさんに感謝 素晴らしい滝だな 今度は秋紅葉の滝を見てみたいな でも水が冷たいだろうな 今でも冷たいのだから 適当に撮影を済ませ尾根を登り返し本流の滝を見に行く
この滝をはじめ見たときにはあまりにも整いすぎた水の流れに「堰堤」かと思った。素晴らしい姿だ。しかし写真を撮るには日当たりが良すぎる 何とか苦労して撮影をし食事をしたりしていた。撮影を終え出発しようとしたらすっかり滝は日陰の中に何てことだと思いつつも宿には16時に戻らないと行けないので尾根を登っていく。が・・・ここでルートが怪しくなってきた 尾根を登っていくとその先は急な崖になっている。その崖からは水が噴出し滝を形成している。素晴らしい光景だったが撮影している時間も無いので地形図と睨めっこしルートを検討する。とりあえず反対側の沢に降り向こうの斜面を登り返すことになった泥付きの斜面はすべること ヘーコラ ヘーコラ 息を切らせ登っていくと急に先に登っていた雪田爺さんが 慌てたかのように大きな声で「いっきさん いっきさん」と叫んでいる ちょうど木につかまった所だったのでその気が抜けそうなのだろうと適当に判断し登りやすそうな所を掴みなおし更に登ろうとするとそれでも「いっきさん いっきさん」と声を出している。もう何のことだか分からず一気に上ると目の前に「蛇」が居るではないか 思わず飛びのいてしまった 冷静に蛇を見るととても優しい目をした蛇さんでした 逆に蛇を驚かせてしまったようで申し訳ない 最後の急な斜面を登ると無事に登山道に出ることができ一息ついたところで観瀑台からオロオソロシの滝を見て宿へと戻った


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