昨年来気になっていた障子ケ滝の情報が「新ハイキング」562号(2002.8)に詳細なレポがあることを知りネットで知り合ったy.shinさんにお願いしたところその号のレポの部分をコピーして送ってきて下さった。これで出かけられると思い出かけてきた。なお滝の位置は「青梅市文化財地図」にも記述がありますが谷一つ違っているようです。
今回は前日まで台風で水量がとても期待できた。そのため障子ケ滝下流にある升ガ滝に寄り道をして行く事にした。
車を成木へ向け走らせ名栗へ抜ける小沢トンネル手前で常盤林道方面へ入っていく。道なりに進むと左手に「升ガ滝」という看板が有るのでその横に車を停めそこから名坂峠へ向けて登っていく。升ガ滝の分岐から滝方面へ向う。
升ガ滝は思っていたとおり物凄い滝に変身していた。水量が多いと迫力がぜんぜん違う 周囲の緑に溶け込みとても綺麗な姿でした。
さて障子ケ滝ですが升ガ滝分岐に一度戻り少し登ると青い橋がありそれを渡った先で沢が二股になっている。障子ケ滝はレポによるとこの二股の左の沢の上流にあると記述されているので左の沢に入る。入渓すると目の前が崩落により木で行き先がふさがれているがどうにかこうにか抜けて水の中をジャブジャブ歩いていく。二つ小滝を越えたところで左岸に踏み跡が続いているのが確認できたのでそこから踏み跡を辿ることにした。10分も歩かないうちにレポに鉱泉が湧いているという沢が流れ込んで来たのをみて更に本流を進むと直ぐに踏み跡が消えた。しょうがないので水流際を半分ジャブジャブしながらいくつか小滝を越えると沢が大きく左に曲がっていた。あっ奥多摩では大体曲がった先に滝が有るんだよなと思い期待したがそこには滝が無かったがそのまま沢が大きく左に曲がっている。曲がった先に微かに大きな滝の姿が見えた。しかし滝の手前で沢が急になり小滝が続くこれを越えると滝の目の前に立てた。
滝の規模は3段で10m位かと思われる。台風後のわりには水量がそれほど多いと思われない。きっと普段はしょぼい滝なんでしょう (笑) 滝を後にし鉱泉が湧いているという左の沢に寄り道して帰ることにした。こちらにも左岸沿いに踏み跡が続いている。踏み跡を利用して進むが水量が多く何処から湧いているのかが確認できなかった。適当なところで引き上げることにした。
帰りは本流筋の踏み跡を辿りどんどん下ると踏み跡は尾根の上に向って進むがその通りに進むと先ほどの二股の分岐に着いた。どうやら二股からはいったん尾根に登り左へトラバースし踏み跡を辿っていくのが正解のようだった。ここからは来た道を戻るだけです。

升ガ滝入り口 升ガ滝分岐 升ガ滝 二股 障子ケ滝
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