小中沢滝探訪

以前東京の滝(舞字社)という本で見て行ってみたいと思っていた滝だ。この滝は比較的開けた所にあり民家にも近く知られてそうな滝なのだが意外と知られていない 東京の隠れ滝的な滝です。ということでこの滝への詳しい行きかた等は不明 目標となるのが奥多摩昔道と白髭トンネルという情報を元に出かけた。地図で確認すると沢が奥多摩に流れ込んでいる所が小中沢と書いて有った。そこをとりあえず目指す。

                   

奥多摩昔道に入ると看板が有った。この看板によると不動の上滝というのがあるらしい 位置はやはり小中沢の昔道より上部らしい 到着するとその場所には意外と綺麗なトイレもあり便利な滝見である。辺りを散策するとトイレの奥に不動の上滝を発見 水量が少ないが落差は15m位ありそうだ。たまたま釣り人と出会い話をすると小中沢上流にもいくつか名前は無いが滝があるとのこと。かなり上のほうまであるとの話だった。いつか小中沢も遡行してみよう。小中沢不動滝だが多摩川に直接流れているらしいので下流の方を覗き込むとなにやら滝のようなのが見えた でもどうやって降りて良いのかがわからない。とりあえず対岸を目指して対岸から見てみることにした。対岸の位置も曖昧だったが適当な場所で河原まで下りる。河原は短く殆ど使えなかった為川横の藪をひたすら歩く。すると河原まで下りられるところがあったがその先の道がどう見ても無い・・・仕方が無いのでズボンを脱ぎパンツ1枚で川に入る 汗
すると上流の対岸に滝が見えた ここまで蜘蛛の巣だらけ ヤレヤレ

             


先ずは対岸から一枚 多摩川に流れ落ちる姿はなんともいえない 周りの木々も綺麗 きっと紅葉の頃も綺麗だろう。紅葉の頃に又こようと思う。対岸正面からのアップ 右端が多摩川の流れの中に三脚を据え撮影 横から見ると又綺麗な滝だ 上段で跳ね 更に下でも跳ねている もう少し水量が多いと立派なヒョングリ見れるかも この滝は今まで見てきた東京の滝で一番のお気に入りになった。帰りは見つけたお手軽ルートにて戻る。やっぱりこの滝は隠れ滝的な雰囲気の滝なので詳しいルートは案内できない。